古民家のこと
About KOMINKA

古民家と近江の商人、丹下徳治郎

古民家の初代家主である丹下徳次郎は、隣町、近江町
の丹下家二代目として生まれ、
商人として財を築いた
と言われています。

徳治郎は、両替商、質屋から始まり、素麺製造、夏糸商、
呉服屋の共同商売を経て、東京・
日本橋に呉服問屋を
構えるなど、典型的な近江商人でした。

現在の土地と元あった建物は、徳治郎が1歳になる年、
文久2年(1862年)に購入さ
れ、以後、徳次郎は築い
た財を元に現在の土地の周辺民家など数軒をさらに買
い取って、
蔵と本家(現在の古民家)を建築したこと
が当時の記録に記されています。

現在庭にある蔵は明治45年(1910年)、本家は大正6
年(1917年)頃と近代化の最中
に建築され、彦根の城
下町の変化と共に時代を過ごしてきました。

本家建築にあたり、「百年経ってもびくともせぬ家を建
ててやる」と、わざわざ岐阜ま
で大工と共に材木を買
いに行き、およそ二万九千円をかけて建築。
(現在の価値で9300万円弱)

100年の時を経て、徳治郎さんの思いを馳せながら、
人々を幸せにする場所として
の新たな歴史を刻んでい
けたら幸せです。

建築当時の蔵

丹下家二代目徳治郎

左 建築当時の蔵/右 丹下家二代目徳治郎 現在の蔵(2022年7月現在)

彦根から始まる、ウェルネスの文化

幸せに生きる秘訣とはなんでしょうか。
世の中が以前にも増してさらに不確実性を増し、本質
的な価値を見極められない人は
情報に翻弄され続ける
ことになってしまうのが現代社会と言えるでしょう。

彦根ダルマクアでは、「私の心地よさ」や「私が本当に
大切にしたいこと」にじっくり
と向き合い、よりシン
プルで心地よい暮らしへリセットすることが出来るよ
う、古く
からの知恵を取り込んだ様々なコンテンツを
ご用意しました。

疲れてリフレッシュをお求めの方や人生を丁寧に生き
たい方へ、彦根を包む歴史と文
化のエネルギーと共に、
豊かに暮らすための知恵の文化をお届けして参ります。

SCROLL